きまぐれおれんじ✨ろーど 覗いちゃダメダメまどかのハート

きまぐれオレンジ⭐︎ロード まどかの心を中心にどこよりも深く解説

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はじめに

きまぐれオレンジ☆ロードがジャンプで連載開始されたのが今から約38年前、1984年3月 13日。途中半年ほどの休載をはさんで約三年半後の1987年9月28日に最終回を迎えました。

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連載開始当初、小学6年だった私はジャンプを読んでいなかったため、もちろん存在すら知りませんでしたが、1年ほど経った頃から単行本で読み始めました。”ちょっとエッチなラブコメディー“とゆーカテゴリーのせいか、やはりあまり周りに好きなマンガとして大っぴらに宣言する勇気はなく、コソコソと単行本を買っては、家でも引き出しの奥にエロ本がごとく隠していたことを覚えています(^^;。

 

この作品が初めてTVアニメと して放送された、ジャンプスペシャルアニメは食い入るように見ましたね♪当時はTVの放送局のことも分からず、確か日本テレビ系列で放送だったと思うんですが、親に”何チャンネルなん?!“と聞いてみたものの、実は親も分かっておらず、当日時間ぴったりにチャンネルをいろいろ回して探し当てたんじゃなかったかな?と思います。

 

その頃からオレンジ☆ロード読みたさにジャンプを買い始め、楽しく読んでいましたが、突如の休載に大きなショックを受けました。ただでさえ次の話を読むのに1週間待たないといけなかったのに、次は1週間どころかいつまで待てばいいのかすら分からない状態に陥ったのです。

 

まだかまだか、まどかはまだかと待ち続け、数カ月後に再開となったときには何か特別な思いでジャンプを買ったように記憶しています。ただ、ちょっと残念だったのが絵柄が変わっていたこと。やっぱりあのまどかが好きで待ち焦がれていた少年にとっては、再開後の絵は違和感を覚えるもので、何かちょっと違う作品を見ているような、そんな寂しさを感じました。f:id:kyosuke-madoka:20220324075636j:imageだれ?😅

今でも連載再開時の“密室テンプテーション”や“甘く危険な映画館”はなぜか普通には見れないんですよね。いい意味でも悪い意味でも。待ち焦がれた作品が読める高揚感と、あれ?なんかちょっと違うぞ?という違和感が、当時のまま心に残っているのかも知れません。

 

それでもやっぱり好きだったし、だんだん元の絵柄に戻ってきて、またオレンジ☆ロードを読める喜びを感じていた矢先に、あまりにも突然に連載終了を迎えました。当時自分はちょうど高校受験の時期とゆーこともあり、若干オレンジ☆ロードへの思いが薄かったのか、その当時のことをあまり記憶していないのが残念でなりませんが、まあ35年も前のこと。ただ最後は何が何だか分からないうちに終わっちゃった、でも恭介がまどかと結ばれて終わったからまあ良いか、という感じだったかと思います。

 

連載は終われどもTVアニメはまだ続いており、そちらを楽しみに見ていましたが、それも高校受験との兼ね合いから毎週欠かさず、とはいかなかったように思います。そしてTVアニメも春で終了。その後、OVAや映画でオレンジ☆ロードが続いていたことは当時幼過ぎた自分はつゆ知らず、兄から勧められためぞん一刻や、ヤンサンで見たBバージンにハマって行きました。当時は今みたいにネット情報、とゆーかインターネット自体全く広まってなかったですからね。

 

それがつい1年半ほど前に原作者であるまつもと泉先生の訃報を見てオレンジ☆ロードを思い出し、昨年末にLINEマンガでオレンジ☆ロードが無料で読めることを知り、ちょっとずつ読んでいるうちに当時の懐かしい記憶と子供ながらにいろいろと感じていた思いが溢れ 、まつもと泉とゆー波乱に満ちた生涯を送った原作者が残した、ただのラブコメでは終わらないこの名作のことを、余すところなく読み解きたいと考えてこのブログを立ち上げました。

 

いきなりこの初投稿から読む方はほぼ皆無と思いますが、まずはプロローグとして書き記しておきたいと思います。この名作を世に送り出してくれた故まつもと泉先生に最大限の敬意を表すると共に、この作品に少しでも興味のある方が私なりの解釈を通してより強くオレンジ☆ロードの素晴らしさを感じていただければと思います。

 

作中でほとんど語られることのなかったまどかの心の中。私もわからないことだらけです。でも、誰しもがさまざまに想像し、もどかしく、寂しく、そしてキュンがいっぱいの、まつもと泉先生が考えていたその答えを、皆さんと一緒に出していければと思います。是非コメントの方よろしくお願いしますね😉

 

※注 今後は当然のごとくネタバレが出てきます。嫌な方は先にコミックスをお読みくださいm(_ _)m 因みに単行本、愛蔵版、文庫版と3種類あります。単行本は原作に比較的近く、愛蔵版は賛否両論の加筆があります(電子書籍は概ねこれ)。文庫版は愛蔵版とほぼ同じだそうです、持ってませんが(^^;)

 


 

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