単行本第2巻の深読みが終了しました。まぁまだ序盤ですね〜。第1巻は物語の最初で、環境設定やらこれからの3人の関係性を作り上げるところでしたが、この第2巻はこれからのオレンジ⭐︎ロードの方向性を示唆する感じで、3人の関係がある程度定まった感じかな❓と思います。もう1人出てきましたが、勇作は結局ちょっとしたスパイス的な存在で、最後に重要な役割を果たしますが、それまではある意味かわいそーな役まわりでしたよね。
ヒロインのまどか、それに思いを寄せるきょーすけ、そのきょーすけに惚れ込んで真っ直ぐに思いをぶつけるひかる。どちらからも好意を寄せられるきょーすけですが、好かれることが嫌なわけがない。ホントはまどかのことが好きなんだけど、グイグイくるひかるちゃんのことも気になるわけです。なかなか突っぱねるのは躊躇いますよね⁉️それはまたひかるちゃんを一時的に傷つけることになる。もともと優柔不断であり、優しいせーかくのきょーすけにはそれができない。一方のまどかは好意を持ってるんだけど、ひかるちゃんをおーえんするという約束や、自身の性格も手伝ってはっきりしない態度な訳です。この関係がこれからずーっと続いていくわけですね😁
さて今回はこのオレンジ☆ロードの“魅力”について語ってみよーと思います😉まぁ私の個人的な考えなんで、賛否りょーろんあるでしょうが、何かコメントいただければ幸いです🙇🏼
魅力① キャラクターの可愛さ
これは大きいでしょう。特にヒロインのまどか。正直初期のキャラとゆーよりは中期のまどかがやっぱり1番素敵だと思います❤️もちろんひかるちゃんやくるみ、まなみなんかもかわいーんですが、まぁまどかの魅力には敵わないかな❓
魅力② どこにでもある現実的な世界観
もちろん超能力は現実離れしてるんですが、主人公のきょーすけはスポーツも勉強もイマイチなふつーの学生。超能力もそんなにガンガン使ってヒーローになる様な感じでもない。ほどほどなのが良いんですよね。そんな主人公が、才色兼備、文武両道のある意味スーパーウーマンであるまどかに好かれるのは、世の一般男性からすれば夢のよーな話。さらにひかるちゃんとゆー可愛い後輩からも好かれて両手に花💐。やっぱりマンガって主人公に自分を重ねて見ちゃうんですよね。リアルな現実に自分だったら、なんて考えることができるこの世界観が萌えなんじゃないでしょーか❓
魅力③ ミステリアス
原作の始めの方ではまだちょっと出てくるまどかの心理。これが後半になってくるとホントに数えるほどしか言語化されてないんですね。まぁ常套手段なんでしょうが、これによって表情や行動から無数の想像(妄想)が掻き立てられるわけです。10人いれば10以上の妄想があり、あーでもない、こーでもないと議論ができ、いつまで経っても終わることのないオレンジ☆ロード談義ができる。これも未だにこの作品が話題となる理由の一つでしょう。当時アシスタントをしていた萩原一至先生もTwitterで書かれてましたが、まさに、と思いました。お暇があれば一至先生のTwitterの方をご一読ください。2021年2月4日投稿分です。一部抜粋。
ちょうどこれを読むちょっと前にコミックを読み直して、口に出さない心の中の言葉を全部洗ってみたことがあるんですが、後半部分だと70話ホラーはいかが?とか75話カンニングはダメよ!、101話の春が来た!、110話のおめざめKISS、120話あこがれのハワイ!、127話密室テンプテーション、149話おさかなになったボク!、151話夏のペンダント、155話帰れないふたり、くらいなんですよね。あとは愛蔵版で147話片想いグラフティ!に“私は うそつきだ…”が追記されましたね。
魅力④ ちょっとえっちでクスッと笑える
読者層が男子が多かったジャンプだったため、恐らくちょっとえっちな回が人気だったと思われます。読者アンケートを踏まえてネームを考えていたまつもと先生、ところどころに男心をくすぐるちょっとえっちなシーンが出てきます。ただそれがエロではなくあくまでもえっちなんですね。この辺のさじ加減も絶妙だったのではないでしょうか。そしてもともとがギャグ漫画志望だったまつもと先生。程よくギャグが入って作品がポップに読みやすくなってるんですよね。休載後はどちらかとゆーとシリアスぽい展開が多かったですが、自分はそっちも全然好きでしたけどね♫
魅力⑤ ツンデレ?
元祖ツンデレなんて表現されたりもしますが、元祖かどうかなんてどーでもよくって、とにかくまどかの気まぐれな態度に心乱される訳なんです。ツンとなったりテレたり、そしてラブだったり、そのテレやラブにキュンとなるんですよね。まどかとしてはきょーすけがひかるちゃんを含めほかの女性になびけば怒るし、自分の事を大事にしてくれればそれに応えるし、ある意味素直なのかな?時に強がったり、必要以上に怒ったりして、気が強いのは間違いないですが、そんな子が自分だけに可愛いところを見せてくれる。それがたまらなく嬉しいわけです😆そして連載を通してまどかがほかの男になびくことは一切なく、一途にきょーすけを思い続けるところもグッとくるところですよね😘
まあまだまだいっぱいあるでしょうが、私が言葉であげられるのはこのぐらいでしょうか。よく見れば結局まどかの魅力をあげつらっているだけのよーな😅それくらいこの作品におけるまどかの比重が大きかったということだと思います。まつもと先生もまどかを描く時はしんどかったと言われてました。それは恐らくまつもと先生自身がまどかを愛し、最高のものを描き上げたいという気持ちが強かったからでしょう。足のライン一本引くにも何度も引き直していたとか。お陰で我々は素敵なまどかをたくさん拝むことができたわけです。もっともっと、とゆー気持ちもなくはないですが、それはもう叶わぬこと。まつもと先生、本当にありがとうございました🙇♂️
とゆーことで、今回はこの辺で。ストーリー解説はまだまだ序盤。野球で言えば1回の裏表が終わったところ。先が長いな〜😂これからもよろしくお付き合いのほどお願いいたします😊
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