きまぐれおれんじ✨ろーど 覗いちゃダメダメまどかのハート

きまぐれオレンジ⭐︎ロード まどかの心を中心にどこよりも深く解説

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第21話 禁じられた恋の島 ネタバレ注意

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真夏の太陽の下、砂浜に寝そべるきょーすけと水辺で誘うまどか。そこには2人だけ。まるで無人島かプライベートビーチのよう。そう、そこは無人島でした。

ひかるちゃん発案で手漕ぎボートで無人島まで競争することに。くじ引きでペアを決めることにした4人。くじの結果はめでたくきょーすけ=まどか、勇作=ひかるとなりました。相変わらず泳げないきょーすけは救命用具を準備して臨みます。ところがきょーすけとまどかのボートは速い潮の流れにのってしまい、ひかるちゃんたちと離れてしまいます。流れが速く思うように進めないきょーすけはやむを得ず能力を使って島まで何とかたどり着きました。しかしきょーすけいつの間にかボート漕げるようになったんですね!まどかと2人っきりの海。当初予定していた楽しいバカンスがよーやく実現。まどかも楽しそーにはしゃいでます!しかし楽しいときはそう長くは続かないもので・・・

 

そろそろ帰ろ―とすると、なんとボートがありません。能力を使って何とかたどり着いたため、意識もーろーで繋ぎ忘れていたよう。バカンス気分が一気にサバイバル状態に。

 

でも・・・ まあ

あしたになれば近くに船でもとおるだろーし

 

とゆーきょーすけの楽観的な発言にまどか半ギレです。

 

じょーだんじゃないわ じゃ 今夜はここであかすっての

ひかるたちだって心配するよ

 

まどかとしては何としても今日中に帰れる方法を探りたいようです。一日きょーすけを独り占めしてひかるちゃんに申しわけないのに、一晩一緒に過ごしたともなればあらぬ疑いをかけられることになりますもんね?じっとしててもしょうがないと、まどかは岩場の方に行ってしまいます。責任を感じるきょーすけ。何とか浜までテレポートしようとしますが、能力を消耗していてさすがに届きません。一方のまどかはもしかしたら民家があるかもと、危険な岩場を乗り越え、島の向こう側に行こうとします。しかし!かなりの高さから足を滑らせます。なんとか片手で岩をつかみ滑落を免れますが、それもいつまでもつか・・・。

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春日くん・・・!!

 

心の中で祈るようにきょーすけの名前を呼びます。”きゃーっ”という悲鳴に気付いたきょーすけはまどかを見つけ何とか助けようとしますが、あとちょっとのところで掴んでいた岩が崩れ海に真っ逆さま。きょーすけは迷いなく飛び降り、まどかを抱きかかえると、下にある岩をなけなしの能力で吹き飛ばし何とか海にドブーン。すんでのところで一命をとりとめます。

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その後、どーやって浜までたどり着いたのかは分かりませんが、また必死になって泳げだのかな?

 

あぶなかったな!

 

とゆーきょーすけに

 

な なんであんなむちゃなことしたのよ!

あなたまで死んだらどうするの!

 

と怒るまどか。そんなまどかにニコッと微笑んで

 

だってオレ男だもん!

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とひとこと。この楽観的思考からくる前向きな明るさに、まどかもさぞ癒されることでしょう。もちろん、単に楽観的なだけではない、まどかを守らなきゃ!という必死な思いから行動したわけですが。また危険なことをしたまどかを責めるのではなく、前向きな発言で、”ごめんなさい”と言わせるのではなく、”・・・ありがとう”と言わせるのがきょーすけの真骨頂ですね。前話で琴さんに言われたことも実践できました。そしてまどかとしてはこれで2度目ですね、きょーすけに命を救われるのは。

そして浜辺で火の手が上がっているのを見つけます。きょーすけが持ってきた救命用具が役に立ちました。火で暖を取りカンヅメで腹を満たすこともできたようです。

 

しずかね! 

 

そう、無人島の夜。そこにはきょーすけとまどかの2人だけ。パチッと焚火が跳ね

 

あついっ!

 

とまどかが思わずきょーすけの体に触れます。肌と肌がふれあい思わずハッとする2人。

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このまま・・・・・

ずっと助かんないのも 悪くないわね

そしたら・・・

 

そしたら・・・?

 

あたし たぶん・・・

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たぶん・・・なんなんでしょう!?とそこへ聞き覚えのある声が聞こえます。ひかるちゃんと勇作でした😅”せんぱーい!”と有無を言わさず抱きつくひかるちゃん!どうやら島の裏側に流れ着いたようで、きょーすけの無事を確認してホントーに嬉しそうなひかるちゃん。しかし、チラッとまどかの方を見るきょーすけは、寸止め状態でなんとも情けない顔をしています。ひかるちゃんの存在を再認識させられたまどかはとゆーと、ちょっと不機嫌に足早にボートの方へ一人向かうのでした。

 

さて、あたし たぶん・・・・の先は何だのでしょう!?

きょーすけに身を呈して守ってもらったまどか。夜の静けさやふと触れたきょーすけの暖かく、意外にしっかりした男の胸に、まどかの気持ちはもう爆発寸前!?ずっと手は胸にあてたままです。気は優しくて力持ち、いざというときに頼りになるきょーすけに、このヒトならわたしを守ってくれる、このヒトとならずっと一緒にいたい、そんな風に思ったのではないでしょうか。そしてもしかしたら3年前に命を助けてもらったこと、もちろん同じ人ではないはずなんですが、でも何か同じものを感じるその人と、重ね合わせていたかもしれませんね。

”ずっと助かんないのも悪くないわね”

それはすなわち、きょーすけのことを独り占めできるということ。他のすべてを失ってもいい。きょーすけと一緒にいたい。もっと言うと、戻るとまたひかるちゃんにきょーすけを返さないといけない。ずっとここにいれば

”あたしたぶん・・・あなたのこと好きになるかもしれない・・・。”

もう好きになってるんですけどね。すぐにえさを与えないまどかなら、こんな言葉を考えていたんじゃないかな?と個人的には思ってます😄

 

 

 

 

 


 

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