第103話　まなみの大冒険！　ネタバレ注意 - きまぐれおれんじ✨ろーど　覗いちゃダメダメまどかのハート

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休日、朝から洗濯、掃除と家事をこなすまなみ。そんなまなみにあれやこれや質問し、手間をかけさせる家族たち。くるみなんて冷蔵庫すら分からない始末。洗濯も二度手間です。

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ベランダから同年代の子が楽しそうに外を歩いているのを見て、いつも頑張っているまなみは

あ～あ

あたしだってたまには家のことなんてわすれてパア～ッと❗️

と思わず独り言。するとそれを聞いていたパパが

パア～ッとあそびにいってくればいーじゃないか　たまには・・・

と予想外の一言。きょーすけもそれに同調します。そしてくるみも。しかしくるみはいっしょに遊びにいくつもりです。そんなくるみに

キミはいつも遊んでるじゃないか

とつっこむきょーすけ。”おにーちゃんこそ・・・”と言い返すくるみに、

オレはおとこだぞっ‼️

と今では通用しない発言。そんな家族の言い合いに

いーわよ　あたしは

となんとも健気なまなみです。そんなまなみの言葉が胸に響くくるみ。

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同じ双子の姉妹ですからね。”それなら大丈夫！！”と、何とかまなみに気分転換をしてもらおうと、きょーすけにすべてを託そうとします。ギャーギャー言い合うきょーすけとくるみ、そんなやり取りをしり目に

家のことはわしら3人でなんとかしよう‼️

とパパがまなみの背中を押します。一抹の不安を感じつつも、家族の優しさに触れ、普段できないこと、やりたかったことをやってみたいという気持ちも相まって、独り羽を伸ばすことにしたまなみ。メガネをコンタクトに変え、見事に変身して街をぶらぶら。

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しかし遊びなれていないまなみは、何をしたらいいか途方に暮れるのでした。

そのころ、まなみの代わりに料理を頑張るくるみ。とてもレシピを見ながら作っている様には見えない大雑把な調理。それを手伝うパパも醤油とソースの区別もつかないポンコツでした。きっとくるみはパパ似なんでしょーね。見た目が似ていればなんでもいーと、ケチャップの代わりにタバスコをドバドバ。出来上がった料理はあたかも魔女が作った呪いのスープ、野菜は丸ごと、タバスコも瓶ごと浮かんだ、身の毛もよだつドロドロとした液体。それを満面の笑みで

さーたべて‼️

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と運ぶくるみにたじろぐ2人。そんな液体が入った鍋を両手に持ちながらも焦げ臭さを感じるくるみ。鼻だけは良いよーですね❓その臭いの原因は料理ではなくパパが放置したアイロンでした。う～ん、やっぱりパパも大概ですね。

さて、街ブラするまなみ。アイスを食べたり服を見たり、でもどうしても普段の習性が抜けず、主婦の様な思考を繰り返します。いかんいかんと、ベンチに座って一休み。そんなまなみに目を付ける2人組の男。

ねーねーオレたちとさぁ・・・

お茶でものまない❓ヘッヘッヘッ

ただでさえカワイイまなみ、おめかしして出かければそれはやはり目に留まります。怪しい2人組におびえるまなみは走って逃げだすのでした。そこへちょうど現れたきょーすけ。くるみの呪いの料理を無理やり食べさせられ、喉をおかしくしたきょーすけに助けを求めるまなみは、ぶつかった拍子にコンタクトを落としてしまいます。

おい　その子をわたしな

と凄む男。嫌がっているその子を助けるため、能力を使うきょーすけ。

はうっ

突如声をあげた男はもう1人にコチョコチョされて身もだえるのでした。

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そのスキに逃げるきょーすけたち。安全な場所までたどり着き、お互いを確認する2人ですが、顔も確認できず、声もおかしいきょーすけ、いつもと違いメガネを外しておめかししたまなみに、お互い相手を兄弟と認識できません。コンタクトを落とし、よく見えないためにきょーすけの腕を掴んで頼るまなみ。メガネなしでは歩けない、というまなみの特徴に合致してるはずですが…😅他人と思うといつもと違う部分も見えてくる、そして扱いも変わるものですね。いつも接しているはずなのに、かわいい、頼り甲斐がある、とお互い好感触です。ただ、きょーすけは一貫して“妹みたい”、と恋愛対象にはなっていない様子。それでも腕を組んで楽しそうに歩いているところを見られるのは変な誤解を生むわけで、偶然まどかに見つかったきょーすけはギクリ❗️しかし実際には妹と一緒に歩いてるだけであり、むしろ妹に付き合ってあげる優しいおにーさん、と好意的に解釈してくれるのでした。メガネを外しておめかししても、ちゃんと分かるまどかはさすがですね👍夜になり、そろそろ帰らねばと駅のロッカーで別れる2人。まなみもきょーすけも、どちらも楽しいおデートだったよーですね。くるみに比べておにーちゃんのことをよく分かっているまなみ、この2人、やっぱりお互い気が合うんでしょうね❓

家に帰ると、くるみもパパも、3人が3人とも家のことをほっぽらかしてお出かけしていた様で、家の中はひっちゃかめっちゃか。みんな無責任に好きなことをやっていた様で、まなみがいない時ですらこの有様。普段のまなみの頑張りにはホント頭が下がりますね。そこへ帰ってきたまなみ。家の惨状を見て一言お小言を言いながら片付けを始めるまなみ。しかしその割には鼻歌混じりの上機嫌です。そしてきょーすけも。初デートがよほど楽しかったのでしょう。連絡先を交換することもなく別れた2人、まなみにとって夢の様なひとときは、その思い出だけでも、明日からまた頑張れる元気の源になった様ですね。

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