アバカブに急ぐきょーすけ。まどかと映画に行く約束をしているとゆーことですが、デートでバイトをお休みとは、マスター相変わらず懐が深い😅ところが買い物があるからとマスターに書置きを託し、まどかは先に出かけてしまっていたのでした。
ラフアンドレディで待ってます
おくれたらしょーちしないから❗️
と、しょっちゅう遅れるきょーすけに釘をさすことを忘れません。めったに来ない繁華街でラフアンドレディを探すきょーすけ。
あ あった❗️
と見つけた建物は何とラ○ホテル⁉️吸い込まれるように入ったきょーすけを待ち構えていたのは、ホタテのベッドでしな垂れるバスタオル一枚のまどか❗️
早くシャワーをあびてきて
と言って服を脱がそうとするまどかに、緊張しつつ素直に”はい”と応えるきょーすけ・・・というのはお約束のきょーすけの妄想😅。
あらっ 春日さん
とまだ建物にも入っていないきょーすけを見つけたのはさゆりでした。この呼び方個人的に違和感を覚えますが、これまできょーすけのことを名前で呼んだことなかったからでしょうね、たぶん🤔。○ブホテルの前で何をしてるのか聞かれたきょーすけは、
いや～っ
り りっぱな建物だなーっと思って❗️
となんとか誤魔化そうとします。しかしよくよくメモと見比べてみるとラブとラフが違うことに気付きます。
そのメモを見たさゆりは本物のラフアンドレディを教えてくれるのでした。赤っ恥をかくところだったとバツの悪いきょーすけは、お礼こそ言ったものの、まどかが書いたメモをさゆりに渡したままそそくさとお店に向かってしまいます。そしてそのお店からすぐに出てきたきょーすけは、もちろんまどかと一緒。”またしてもあの女‼️”と、自分がまどかとの橋渡しをしてしまったことに悔しがるさゆりは、憂さ晴らしにゴミとなったそのメモをくしゃくしゃにします。しかし、はたと手を止め考え直すさゆり。ラフアンドレディで待っていると書かれたメモ、このメモでまどかに何か仕返しができるのではないかと画策します。返してもらうことなく立ち去ったきょーすけは、それが後にハラハラの展開を生むことになるとは、その時は知る由もないのでした。
翌朝、下駄箱から大量に零れ落ちるラブレター。それをトイレで数えるのがさゆりの朝のルーティンのようです。17通の中に小松からのラブレターを見つけ、ほくそ笑むさゆり。まどか、きょーすけと同じクラス、2年C組ということを確認し、この男にターゲットを絞ったようです。しかし毎日ラブレターを送るとは、小松くん意外にまめなんですね。読者のためとはいえCにまでフリガナとは😅
前日から捨てずに取っておいたメモ、そのフに濁点を付け、なにやら良からぬことを実行に移すさゆりは、休み時間に小松を見つけ、声をかけます。
お手紙たしかにうけとりました・・・❗️
と相変わらずのぶりっ子で近付くさゆり。すると交際OKと受け取った小松はどんどん話を進め、危うく主導権を握られそうになります。
まてまてまて
と小松を制止すると、一通の封筒を取り出します。
これを・・・
あなたのクラスで放課後できるだけ人をあつめて読みあげてほしーの
さゆりにメロメロの小松は案の定安請け合い、これでさゆりとつきあえると鼻の下を伸ばすのでした。さらに入念に下準備をするさゆりは、こぶんを使いとんでもないウワサを流し始めます。なんでもこの学校に、挑発的な手紙を使ってラ○ホテルに男を誘う女がいると。その噂を聞いた小松は
きーたかよ ひでー女もいるもんだぜまったくっ❗️
となんと小松らしからぬ発言。普段なら”オレも誘われたいっ❗️”なんて言ってそうなところですが、彼女ができるとこうも変わるもんですかね❓できてないけど😅そしてそんな不良じみたことをする女なんて・・・とまどかの方をジロリ。もちろんきょーすけはそんな小松に賛同するはずはありませんが、周りにはまだそういう評価をする人がいるということ。小松や八田は少なからずまどかとの絡みがあるんですが、まだまだ怖い存在なんでしょう。ただ、そんな話は意に介さないまどか。
ところでみなさんっ‼️
こちらに注目してくださいっ❗️
と突然周りの注目を集める小松。例の手紙の発表を開始します。ということはもう放課後、授業が終わってものんびり席に座っているなんて、まどかにしては珍しい。皆にチャチャを入れられながらもその場で開封しますが、事前に確かめないのがさすが小松。そして読み上げて、と言われていたのに“ほれっ❗️”と皆に差し出すだけ。まぁそれで事足りてはいるんですが。その手紙は“ラブアンドレディで待ってます”と書かれた紙。そう、前日にまどかがきょーすけに宛てたメモでした。もちろんさゆりによってラフがラブに変えられたモノ。それこそ噂のラブホテルに誘う女、その証拠品とも捉えられる一品です。自分が書いたメモ、それがなぜ小松の手に渡ったのか、しかもなぜ自分を陥れる様な修正が加えられ、このタイミングで公表されたのか、分からないことだらけではあるものの、下手な事に巻き込まれる前にこの場を離れた方が得策と瞬時に判断したまどかは、本来あるべき所有者を一瞥し、教室を後にしようとドアに手をかけます。
するとそこにはあのさゆりが。その瞬間全てを把握したまどか。
あたしその手紙かいたの誰だか知ってるわ‼️
と声高に喋り出すさゆり。
あれはさゆりって子じゃないか
未だにその程度の認識のきょーすけにはちょっとびっくりですが、まあ興味ないんでしょーね❓いろんなことが頭をめぐるきょーすけですが、とにかく今は疑惑の目が向けられるであろうまどかを助けなければと、試行錯誤。しかしいい案が浮かびません。焦るきょーすけ。
その手紙をかいたのは・・・
そう続けるさゆりの次の言葉を興味津々で待つクラスメート。一方表情をなくすまどか。
これまでも不良で通ってきた、言い訳なんかするつもりもない、周りからの悪評なんか気にしない。そんなまどかもやはり、なんとも思わない訳はなく、かつての自分から明確に変わった今の自分、皆と馴染めているとは言えないまでも自分なりに真面目にやってきた自分が、明らかに嵌められたこの件によってまたかつての様に偏見の目で見られるであろう事に、何とも言えない虚しさを感じているのではないでしょうか。
ところが❗️そこに救世主現る‼️その手紙を書いたのは…
このさゆりちゃんでぇ〜す‼️
と嬉しそうに発表したのは小松。まぁ小松からしたらさゆりから渡された手紙、さゆりが書いたものと思うのは至極当然のこと。その発表に驚きの喚声を上げる一同。もちろん、きょーすけとまどかも驚きの表情を見せます。
調子に乗り饒舌な小松は、さゆりの静止も耳に入らず持論を展開、さゆりからの愛の深さ、そしてあの悪いウワサは心無い人間のしわざと結論付け
大丈夫❗️ きっとぼくがキミを守ってみせるさぁ❗️
と上機嫌で言い放つのでした。さゆりの否定の発言も小松の前では無力。この強引な小松を黙らせるには、普段のぶりっ子イメージを覆さなければ無理なわけで、結局悪だくみがあらぬ方向に進み、自分に疑惑が向けられるとゆー、ある意味さゆりらしいオチとなりました🥹
さゆりちゃんてけっこーこわい子だなぁ
今さら⁉️というのが読者の声。小松のおかげで何とかこのまま治まりそう、ということでほっとするきょーすけですが、一方のまどかも唖然としつつもやはりどこかホッとした感。
（左のコマのまどかの制服が…描き忘れでしょうね😅）そしてきょーすけを冷ややかな目でじ～っと見つめます。当然平謝りに謝るきょーすけは、流石に今後はさゆりに対して警戒することでしょう。そんなきょーすけにちょっと意地悪をするまどか。
罰として・・・一度いってみる❓
そのラブ アンド レディへ❗️
その一言で赤面するきょーすけは、きっと昨日のホテル前での妄想を思い出したのでしょう。そんな冗談が言えるのはお互い分かり合えているからこそ。たまに暴走するものの、基本的にこの手の冗談にはドギマギさせられるきょーすけ。仕返しとばかりにちょっときょーすけを困らせる、まどかのカワイイいじわるでした。ちょっとばかりのホンキも・・・❓なんてね😉
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