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ちょっとブレイク 第13巻終了 私の中のきょーすけ像


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さて、13巻が終了しました。4週にわたってゴールデンウィークが続くとは、何とも羨ましい限りでしたね。おじーちゃんの登場でオウム、催眠術、時計と、色々と変わった超能力関連のネタが出てきましたね。そして2回のさゆり登場回、あかねメインの回など、割とバリエーションに飛んだ巻だったように思います。そして忘れちゃならないまどかの誕生日。次の年は春はアイドルから始まる一連のストーリーのためにまどかのお誕生日は触れられず、因みにきょーすけ、ひかるちゃんの誕生日やクリスマス、お正月、バレンタインなども、休載の影響でもう描かれないんですよね。ちょっと寂しいところです。

 

さて、今回は前回の続き、ではなくちょっと私の考えるきょーすけ像について書いていこうと思います。

 

きょーすけの代名詞と言えば”優柔不断”。一言で優柔不断と言っても、いろいろなタイプがあると思います。しかし、優柔不断な人は、須く思慮深いと言っても過言ではないでしょう。いろいろ考えて決めかねる、或いは決まっても言い淀む、決めた後でもまだ悩む、と言うのが優柔不断というもの。何でもよければ適当に決めればいい訳で、深く考えない人は優柔不断にはなり得ないはずです。まぁ中には決断から逃げてしまうという場合もあるようですが。

優柔不断、それはネガティヴに捉えられる言葉ですが、決して悪い側面だけでは無いと思います。よく考える事は後々きっと役に立つ。考える癖をつける事は、脳を活性化させ、記憶にも残り、その経験が次に繋がるはずです。考えもせずに適当に決めるより何倍もマシです。経験を積み、自信を持つ事で決断力は必ず向上します。

もちろん、物事を判断するにはスピードも必要になってきます。物事を論理的に考え、無駄な考えを省き大事なことにスポットを当て、幾つかの分岐点を設定してその分岐点毎に選択肢を明確にする。選択肢は極力2択が良いでしょう。それを自分や他人の考えや嗜好、自分がどうしたいか、どうしたら他人が喜ぶか、他人からどう見られるか、見られたいかなどを判断材料に選択する。よりよい判断を下すためには少なからず経験が必要でしょう。もちろん間違うこともある。でもそれで良いんです。完璧な人間なんていない。間違ったならそこで反省し、修正し、改善していけばいい事。劇中のきょーすけはその経験を積んでいる最中なんだと思います。

そして最も大事なことがあります。物事を決断する時、人は誰しも迷うもの。これで良いのか、他を選んだらどうなるのか、どれが正解なのか、最適解は何なのか。ただ、大きな問題は自分にとってなのか、他人にとってなのかではないでしょうか❓自分にとっての最適解と他人にとっての最適解が違うなんて事は当たり前。常に自分にとってのことしか考えない人は決断は比較的早いでしょう。きょーすけが優柔不断であるその原因は、相手のことを思いやるから。自分のためよりも相手のためにいろいろと考えることが多いんだと思います。もちろん、おじーちゃんちかひかるちゃんとの初詣かで悩んだこともありますが😅

さて、最大の議題 まどかかひかるか。

恐らく答えは始めから出ていると言っても過言ではないでしょう。しかし、若さゆえの経験不足から猛プッシュしてくるひかるちゃんに押され、まどかからもひかるちゃんと“おしあわせに!”と言われ、自分を好いてくれる子を大事にしたいと思うのはごく自然なことではないでしょうか。しかし、気づけばまどかの態度も変わり、本当の自分の気持ちにも気付く。でも自分の気持ちよりもひかるちゃんとまどかとの関係が崩れることを恐れ、ひかるちゃんのことを大事に思うがゆえにはっきりと断れない。まぁちょいちょいひかるちゃんの事を可愛いなと思ったりドキドキしたり、キスしようとしたりと、おいおいと言いたくなる場面もありますが、基本的には相手の事を思っての優柔不断ではないでしょーか⁉️もちろん、それを言い訳に決断から逃げている部分もあるんでしょうが、言ってもまだ中高生。少なくとも三角関係である間は、3人が3人ともそれなりに楽しく過ごしていたわけで…。確かにひかるちゃんがずっと独り相撲で可哀想とか、まどかが我慢を続けて可哀想と言った思いもあります。ただ、それぞれにやむを得ない事情があり、それを打破することは2人共に悲しみ、苦しむことになる。きょーすけの優柔不断は、悪く言えばその苦しみから逃げているとも言えますが、それよりも2人を苦しめたくないと言う想いが根底にあるのではないでしょうか❓まあ勝手な妄想ですがね😅

まあ何が言いたかったかと言うと、こんな優柔不断で特にハンサムでもなく、運動もできず、頭も悪い男をなぜまどかが好きになったのか。それはきょーすけの優柔不断が他人を想う優しさに起因するものだからに他なりません。滲み出る温厚さと優しさ、正義感、そしていざという時に発揮する頼もしさが、6年前に出会った初恋の彼と重なり、その時の感情を思い出すことでまどか自身も本来の自分を取り戻す事ができた。少なくともまどかは、特別な取り柄なんかなくてもいい、優しくて頼りになり、信用できる男というのが好きになる必要十分条件なんではないでしょうか。そして自分のことを色眼鏡で見る事なく、真っ直ぐに、真剣に向き合ってくれた校舎裏での出来事、その新鮮な驚きがきょーすけとの距離を縮めたいという想いとなり、2人の関係が進んでいこうとしたのでしょう。しかし、その矢先にひかるちゃんからの告白を聞き、まだはっきりしていないお互いの想いよりも、ひかるちゃんの気持ちを優先した。そして物語はずっと三角関係を維持しつつ時間だけが過ぎていくのでした。

さて多少話は横道に逸れましたが、私の中のきょーすけ像に話を戻しましょう。超能力はあるものの、それを振りかざすわけでもなく、悪用する事もないきょーすけは、実は誰よりも強い漢であり、そして優しさの裏返しである優柔不断と、そして正義感も持ち合わせた立派な男だと思います。そんなきょーすけに惹かれる2人は見る目のある女。ひかるちゃんは完全に勘違い入ってましたけどね💦そんな男がちょっと(いやだいぶ❓)優柔不断だったくらいで評価を落とすはずがありません。ましてやその優柔不断もSelfishなものではないならば、逆に長所と言えるのかもしれません。そんなきょーすけは、恵まれない私の希望の光となり、五代裕作とともに思春期の若者の道標となったのでした😙

なんて、漫画にどこまで求めてるんだと笑われそうですが、まつもと先生によってしっかりと築き上げられた春日恭介というキャラクターは、我々男共の共感を呼び、ある意味若者の目標となる存在にまで上り詰めたわけです。まどかに認められた唯一の存在である春日恭介。まどかと結ばれるのはこの男だけ。それはオレンジロードの純粋なファンであれば皆、そう思っているのではないでしょうか。しらんけど。

 

さて、長々と支離滅裂な文章を失礼いたしましたが、とにかく、きょーすけの優柔不断は優しさの裏返しであり、まだまだ未熟ではあるものの、人として大事なものをしっかりと持ったイイ男だと思うのです。ちょっと持ち上げすぎ❓連載終了から36年が経ち、自分がきょーすけの様なイイ男になれたのか❓正直それを意識して生きてきたわけではないですが、今思い返せば実はそうだったんじゃないかと思えるわけで、今の自分がそうなのか甚だ疑問ではあるものの、これからも日々精進を続けていきたいものですね。

 

とゆー事でお次は14巻。残すところあと5巻となりました。お次はいきなり新キャラの登場です。鳥羽達郎に微妙な反応を見せるまどか。まどかとの関係はいかに❓

 

 

 

 

 

 

 

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